*ちゅるん*
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就活生日記⑤「FtM、挟まる」
やあやあ!ゆーです!


とうとう一番いいとこですよ!
一番いいところなのでたらたらじっくり書いてました!


恥ずかしい集団面接の翌日、他の企業の面接がありました。
前回の集団面接ではGIDについて突っ込まれなかったため、今日こそ突っ込まれるだろうという覚悟はありました。

てゆーかもうこのときは、早いとこ誰か突っ込んで心折ってほしいと思っていました。
毎日毎日不安になって緊張するのに疲れた。
沢山折られて早く麻痺したかった。楽になりたかったのです。

履歴書は前回書いたものの志望動機をちょろっと変えただけのものを用意しました。

とてもとても緊張していたけど、笑顔でやらないと損、という言葉を思い出し、電車の中でモチベーションをあげていました。


最寄り駅に到着。
この日も酷い暑さでした。
企業の所在地まで少し歩くのでジャケットは着ないまま目指しました。
近くの爬虫類屋さんの前まで来たところでワイシャツの第一ボタンをとめ、ネクタイを締めました。
ジャケットはまだ着ません。暑すぎ。
エレベーターの中でようやくジャケットを着ました。

エレベーターが開くと、社長がスリッパを持って出迎えてくれました。

そこで自分のジャケットのボタンをとめ忘れたことに気付きました。

慌ててボタンをとめながらエレベーターを下りるゆー。

エレベーターに盛大に挟まるゆー。

何故か謝る社長。


却って恥ずかしいよ…////
毎回別のところで心を自ら折ってる。


お互いぺこぺこしながら、社員さんたちが働くオフィスを通り抜けて応接室へ通されました。
履歴書を社長に渡した後、試験問題を渡され、「30分後にまた来ます。」と部屋から出て行きました。

意外と時間短いな…と急いで問題を解き始めます。
出来は全く良くなかった。
なんつーか、簿記の問題とかかと思ったら、数的処理みたいな問題でした。
意表を突かれて全然できませんでした(;O;)

30分経って社長がゆーの解答用紙を回収。

「あれっ、こういう問題苦手?笑
結構簡単なんだけど」


って言われちゃいました(*_*;


そしてゆーの向かいの椅子に座る社長。





…???



あっいきなり社長面接的な感じか!!


って感じで面接スタート。
「では面接を始めます。ゆーさん、高校はこれ…」


!!!!

いきなりきました!

一目で女子校と分かる高校!

どんな質問がくるのかとすっげー身構えていました。

「秋田県?」


拍子抜け。
ゆーが問題解いている間、ググったりしてたんですかね。

「はい!秋田県です!東京の大学への入学を機に上京してきました!」

「あーなるほどなるほど。それで大学って…」

結構普通の面接。
大学でサークル何やってるーとか、来年の試験は何受けるーとか、ゼミで何の勉強してるーとか、目標とかごく普通のこと聞かれました。
比較的簡単に応えられるような質問ばかりだったので特に困るようなことはありませんでした。

そしていよいよ例の話に。


「ここに書いてあることなんだけどさ…」

面接していたのは普通に社員さんたちが働いているオフィスとドア1つ隔てたお隣の部屋でした。
それで社長が気遣ってくださったのか「性同一性障害」と口には出さずに、その「性同一性障害」と書いた本人希望欄の部分をトントンしながら言いました。

「私は、こういった人と関わったことがないからよくわからないけれども、このことは仕事をする上では関係のないことだし、こういう言い方していいのか分からないけど私には関係ないっていうか…。これはあなたがA型です、B型です、だから採る採らないってことじゃないことと同じように、気にしなくていいよ。」

というようなことを言ってくれました。

正直、びっくりしました。

THE☆団塊の世代(失礼)みたいな風貌で頭固そうだなっては思ってたし、加えて今まで周りにセクマイがいなかった人からこのようなお言葉が出てくるとは全く思いませんでした。

びっくりしてぽかんとしちゃってたら社長は話を続けます。

「もし入ることになったらどうすればいいのかな?入るときに皆に言う?それともこちら(性別欄をトントン)のことは言わずに最初から通せばいいのかな?」

思ってもみない質問でぽかんが加速します。
でも問いかけられたんだから答えなきゃ!

「わ…私個人としましては最初から通す方向でいけたらと思います。」

うんうん、みたいな感じでうなずく社長。

「こういう面接する時ってね、面接官には守秘義務があるから。この情報が私以外に漏れることはないから安心してね。」

温かい言葉をかけられる度にぽかんが加速するゆー。
これはいかんな。


「トイレは男子トイレ使うでいいのかな?」

「はい!」

「お客さんのところに訪問した時も男子トイレ使わせてもらうで大丈夫だよね。あと何か困るってことあるかな…うちは社内で旅行に行ったりとかもないし…」

社長めっちゃ考えてくれてる。
心折られるつもりできたから全然頭ついてかないのに。

めっちゃ考えてくれてるから自分も何か言わなきゃ!!!!
って絞り出しました。

「あの、社会保険なんですけど…」

それは戸籍上の性別で、とか言おうと思ったら

「ああ、それなら社労士の先生に任せてるから大丈夫。」

と速攻で被せてきました。
この場合の「大丈夫」は人事とかに知られることはないよって意味の大丈夫だと思います。
だから、本当に知っているのは社長だけ、ということになりますね。


「特に思いつくようなことはもうないかな…何かあったらその都度でもいいし言ってね。
じゃあ、あと何か質問ありますか?」


「いえ、質問というか…もっと自分が説明しなければならないと思っていたのですが…」

頭が混乱してて日本語おかしかったと思う。でも正直な気持ちを述べました。
だって、GIDは仕事をする上で何の問題もないよ、性別は重要なことじゃないんだよ、ってTHE☆団塊にぶつけてやろうって気持ちで来たのに、こんなに考えてくれるとは思わなかったんですもん。
そしたら社長はふわっと笑いました。

「この要綱にも書いてある通り、私は前科のある人はお断りしています。だって、嫌でしょ?犯罪者が隣で仕事してるなんてさ。でもあなたのこれは違う類のもので、仕事には影響ないことだし、ほんと、血液型と一緒だと思う。そりゃあ仕事ができないとかだったら困るけどね、でもそれはあなたじゃなくても同じことだから。」

「…ありがとうございます。」

ゆー、涙目です(;O;)

この後は給料の説明とか仕事内容の説明とか、Twitterとかで変なことしないでね(笑)とか言われて面接は終わり、YESかNOで答えたり、AかBで答えたりする適性検査をやって選考は終了しました。
この適性検査、制限時間があって次々答えていかなきゃならないんですけど時間かかりすぎで適正ないんじゃないかと不安になりました(笑)

適性検査の回答も無事提出し、解放感。
とてもとても清々しい気分でした。

「まだ来週まで面接が入ってるからすぐは連絡できないけれど、今週中にはなるべく連絡します。」

「はい!」


面接のときに、
「これ(性同一性障害)は血液型がA型だ、B型だ、ってのと同じように考えているから、もし不採用って結果になってもこのことで落としたとかそういうわけでは全くないからね。」
と、言われました。

これ言われたってことは駄目なんじゃね(笑)と思ったけど、
GIDは選考に全く影響させないという旨を社長は言いました。

落とされるのは自分の実力不足。

残念な気持ちはあるけど、不快なもやもやとしたような気持ちはありませんでした。

振り返ってみると、エレベーターには挟まる、入社試験はボロボロ、面接は社長に考えさすばかりであまり自分をアピールできず、適性検査は時間かかりまくり。



……。

なんてこった(;O;)!!
悔しすぎる。こんなに良い人だったのに。


志望動機や自己PRの他に我々GIDの就活生は、GIDについての説明や問題ないことを説明することも大事ですがそれに加えて、

□自分が入社したらどのような困る点があるか
□それについてどう対応するか、してほしいか


をよく考えて準備することが必要です。
例えば自分の場合はトイレについてだけでしたが、企業によっては社内旅行もあったりするし、職種によっては更衣など様々な点が挙げられます。
そこで「自己負担でも構わないから別の宿をとる」だとか「カーテンなどで仕切りを作っていただければ」とか言えれば、「あ、特に問題ないな」って思わせてやることができると思います。

自分は聞かれなかったけど、GIDの説明を求められたときに専門用語を使わないで説明することも必要なようです。
専門用語を使わずに簡潔に説明することは準備してないと中々難しいことなのでその準備も必要です。

あと、手術の予定があっても面接の段階では自分から言わない方がいいと思います。自分は言いませんでした。
ただ、聞かれた時は正直に言うことになると思いますが、その時も「繁忙期は避けて可能な限り御社に迷惑のかからない時期にします」とかってすぱっと言えたらいいと思います。

自分を雇うとしたときにどんなことが心配かを思いつく限り、客観的に、考えます。
そしてその心配を解消する答えを用意しましょう!

ただし勘違いしてはいけないのは、これらの問題点の解決策を提示して「特に問題はないな」と受け入れられても、マジョリティと同じ土俵に立っただけです。同じスタートラインに並んでるだけです。

自分の反省点はこれです。
社長が受け入れてくれたことに感動して全然うまくしゃべれなかった。
自分のセールスポイントを伝えられなかった。

でもゆーにとってこの面接は大きな一歩となりました。
次の選考ではもっと頑張ろう!と、就活中初めてすっきりした夜でした。
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[2013/08/23 15:46] | 就活 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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